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『デビルズライン』3巻15話・前半(マンガボックス配信29話)落描感想ノ弐

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ええと、前記事の 「落描&感想 ノ 壱」 より続きます(一応)。

 


f:id:TACOMIC:20161020220206j:plainと。いきなりどーでもいい話から入りますが。今回のサブタイトルの件です。

 

1.「ダブルクロス」はどういう意味だろな~って、マジで思った蛸です

  

おりょうさん=片桐氏の勤めるバーの名が「クロス」であること

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などが絡むのかな~とか思いつつ。

 

「ダブルクロス」で検索し、ヒットしたサイトの一覧を上から見ていったのですが。

 

まず、ゲームの『ダブルクロス』のサイトがヒットしてました。

が、儂はゲームやらん人種なのでそれはパスし、ウィキペディアのを少し読みました。

しかし、ピンとこなかったので。。

その次にヒットしてた、「ニコニコ大百科」の単語記事を見て

「あ~コレだったのかぁ!」となった次第であります。

 

f:id:TACOMIC:20161020220233j:plain実は。

今回の記事の下書き段階で、ざっと以下のように書いていたのです。

 *************

 

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この表情。ぼんやりと笑っているような。

走馬灯現象って、この段階でも起きたりするのでしょうか。

テロ仲間との、それなりに良い思い出を辿っているのかもしれない。

そして、あの断末魔。

 

《う・・・ぎ・・・の・・・》とは。

「兎の」? 「裏切者」かな? とか思い、

「もう既に、これ以降の作中で描かれてるかも」・「ネット上で言及されてるかも」と、「デビルズライン ジューゴ うらぎりもの」で検索。

しかし、それらしいのはヒットしませんでした。

 ******************

 

        f:id:TACOMIC:20161020220256j:plain

・・・・って。

世の皆さんには、分かりやす過ぎるコトだっのたでしょうね~あーもー。

(ゲームやらん人種は、こーゆー取り残され方をするのですねぇ)

 

因みに、「ニコニコ大百科」ではその他の意味・使われ方も紹介してあって面白かったです。

 


  

f:id:TACOMIC:20161020220321j:plain  さらに余談ですが。

 

安斎氏らの居場所であるバーは「サカキ」。

f:id:TACOMIC:20161020215624j:plainf:id:TACOMIC:20161020215704j:plainオーナであるマスタの姓が「阪木」だからでしょうけど、

 

榊 を想起せざるを得ない。

 

祭壇・神棚にあるもの。ただの装飾ではなく宗教的意味があるもの。クロス=十字架と共通してます。

で、何気なく検索したのですが。ウィキペディアの文章に、へぇとなったので以下抜粋です。

 

サカキの語源は、神と人との境であることから

境木(さかき)」の意であるとされる。

 

サカキ - Wikipedia より。

 

 

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2.ゲイと吸血鬼

 

異端つながり?

ゲイと吸血鬼を絡めたような作品が、そこそこあるような気がします。

まぁ、「ありがち投稿作3大パターンの一つが“吸血鬼もの”」だそうですから(数年前に聞いたのですが)。

つまりそれ程に、吸血鬼もの作品が量産されてるわけで。

1つの系統として、「ゲイ吸血鬼もの」があっても不思議ではないですね。

 

ところで。

片桐氏と共にバー・クロスに勤めるもう一人の鬼、明瀬渉(あかせわたる)氏。

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《戸籍上は男性》とのこと。

(性同一性障害か半陰陽か、性転換手術したのか…?)。

 

片桐氏のみならず、彼も「フェミニンな男性」というキャラ設定にしたのには、何か意味があるのでしょうかね。

 

男性・女性の境界。そしてヒトと鬼の境界。それを体現している、ということなのでしょうか。

 

ちょっと思いついたのは、

鬼というのは目のクマを隠すべく、男性でも化粧を試みる者もいるのでは。

で、こっち方面に入りやすくなるのでは?という事です。

心情的・性自認とかの事は別でしょうけど。

 

f:id:TACOMIC:20161020215821j:plain片桐氏・1巻より

 

 

…ええと。

 

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以下、壮大な余談に入ります。

どーもこのブログは『デビルズライン』にかこつけて、儂の連想のままに書き連ねる方向に行っちゃってますが…。 

 

さて。

「吸血鬼」というと、どういうイメージを持つでしょう?

ヒトを襲う。凶悪・邪悪。

不老不死の異端者。又は異能者。超常的な能力もあるかも。

「耽美」という要素もあって欲しい。

悪の魅力。かっこよく描かれたりする。

 

それが「ヒト社会に紛れて暮らす」設定、となると

「正体がバレる恐怖」「我が身を呪う」という悲劇性も加わる。

 

 

で。強引に。

 

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ゲイの話にもっていってしまう蛸ですが。

 

『セルロイド・クローゼット』というドキュメンタリ映画をご存知でしょうか。

 

f:id:TACOMIC:20161020215902j:plain◆『セルロイド・クローゼット』

 

ハリウッド映画での「性的少数者の描かれ方の歴史」を紹介しています。

 

まず、初期の映画時代では。

「男性二人が上半身ハダカで並んで立ってる」シーンでさえ、カットされてしまいます。

なので、隠しつつゲイを描く。

「一見そうは見えない」けど「わかる奴にはわかる」、という表現を工夫するわけです。

 

◆例えば、映画『ベン・ハー』ですが。

f:id:TACOMIC:20161020215941j:plain◆『ベン・ハー』より

 

「主役と敵役の二人は昔、xx関係だった。主役はノンケに戻ってしまったが、敵役の方は未だに主役を愛している」

という設定を、

監督は敵役の男優にのみ告げ、主役の男優はそんなことは露知らずに演じた、と。

 

これを『セルロイド・クローゼット』のレビュで読んだ瞬間、儂の脳内では『ベン・ハー』が走馬灯しました四頭立てで。

f:id:TACOMIC:20161020220518j:plainあのシーンもあのシーンもあのシーンも!そうかそうだったのかッ!!!

 

儂は『ベン・ハー』をTV放映で3・4回?視てます。最後は高校生の時でした。

しかし『セルロイド・クローゼット』を知らねば、恐らく一生、この件に気づかぬままだったでしょう。

 

 

後には、ゲイを「お笑いキャラ」や「悪役」として描く映画が作られます。

「笑いものにしていい」、「ぶちコロしたってOK」なキャラ。

そうでもなければ、「ゲイ」であることを顕わにしたキャラを登場させられなかったわけです。

 

◆映画『羊たちの沈黙』の、犯人であるゲイの描き方は酷いです。

f:id:TACOMIC:20161020220557j:plain「こんなにヘンな奴だ!!」って表現すべく歌い踊ってるんだろうけど。

原作では、黙って座ってビデオ視てるシーンです。是非、小説をご覧あれ。

因みに、『セルロイド・クローゼット』で視てわかったんですが、xxを挟んでるんですねあのシーン。「オレはオンナだ」ってことだったのかな。

『羊たちの沈黙』のTV放映では、モザイクでわからなかったですわ。

 

 

一方、「美形なら許す」方向へ行ったり。

そうそう、「ゲイ(男性同性愛者)は駄目。でもレズビアンはいい」という傾向があるらしいんですよねぇ世間一般のノンケの方々(これは男性の意見のみのような気もしますが)。

「ゲイは気持ち悪いけどレズビアンはキレイ」とか何とかで。

しかし。

『セルロイド・クローゼット』によると、レズビアンを描いた映画でも。

まずは、「可哀想」でなければいけなかった。

「幸福では駄目。悲劇的結末でこそ」、という志向があったとのことです。

  

f:id:TACOMIC:20161020220625j:plainそういえば、昔、某誌の「読者のページ」で。異性愛者と思しき読者からの投稿を読んだのですが。

「オトコ同士でいちゃついてるのを見たけど、美形じゃなかった」云々。 

ゲイは「美形じゃなきゃいけない」とでもいうのでしょうかね。
誰かに見せるためにゲイで在るわけじゃない。

 

 

さて。

現代では、どうなってるのでしょう。

作品の中での描かれ方。そして、現実での扱われ方。

様々な作品が出回り、さらに混沌としているような。

 

 

等身大のゲイは、そこらにいる、フツーの人間。

美形じゃなくて当たり前。

 

 

そして、等身大の吸血鬼。

『デビルズライン』設定世界では、人口の0.01%ということになっています。

素性を隠し、自らの暴走に怯えつつ暮らす少数弱者。

 

それにつけても、片桐氏ですが。

彼のキャラクタ設定は『セルロイド・クローゼット』を念頭に置きつつ見ると興味深いです。

素性を隠しつつ生きる。

コミカルなキャラであり、又「ヒトに害をなす者」扱いもされる。

滑稽、というにはあまりに哀れな空回りをせざるを得ない悲惨さ。

 

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「ダブル・クロス」。

二重の十字架。

吸血鬼であり、かつ性的少数者である存在。

 

過酷なカテゴリを、ダブルで負っている、バー・クロスの従業員二人。

ふと、そんなことを考えた蛸でありました。 

 

 

 

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って。

そんなわけないだろって!!

今回はいつにも増して、脱線暴走が激しかった蛸でした。

大変失礼いたしました~~~~!!!

 

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さて。

ちゃちゃっと描く、というこの落描き体制。

来週も出来るでしょうかね。

まともな記事になるのか?

では。

 

f:id:TACOMIC:20161020221718j:plain礼。