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マンガ★ゲットを 御存知でしょうか?

無料の漫画投稿・閲覧サイト 「マンガ★ゲット」。 に、遅れて来たユーザ 蛸。 の、「もしかして、既に? もう、今更…ですか?」 な記事です・・・

『デビルズライン』2巻・第10話(マンガボックス配信19・20話):落描&感想

花田陵氏『デビルズライン』

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ええと、個人的なコトですが。

弊ブログの前回の記事から1ケ月以上経過してしまいまして。

「練ってないで、ちゃちゃっと描きあげられるモノを!」と思ってたのですが。

 

マンガボックスで先日配信された、第19・20話。

この二回分は、

掲載誌のモーニングツーでは、一回分。

連載の第10話 『Line.10 アイラブユー』 として掲載されたものでした。

 

雑誌購読の読者は、一気に堪能したことでしょう このジェットコースター。

 

この回 第10話が、雑誌に掲載された頃。

マンガ★ゲットの「デビルズライン応援ページ」で。

多分この回を雑誌で読んだのであろう読者さんのツィートに、

「ドンッ!ドンッ!!ってかんじ」

とかいうのがあったと思うのですが。

まさに、そうです。

 

マンガボックスの配信で再読し、

「これは今のうちに、一気に記事にしたい!」と思ったので。

勢いで、「落描」程度の記事として、書いてみました。

整理しきれず雑多になってしまってますが、どうぞご容赦くださいませ。

 

そして、やっぱギリギリになってしまいましたが…

(もう次のマンガボックス21話が配信だっつの)

ああもう~~

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 1. この構図。

静止した画面での、翔んでる感。

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 BS漫画夜話・どおくまん氏『嗚呼!!花の応援団』で。

夏目房之介氏が、コマの幾つかを解説してたのを思い出します(うろ覚えですが)。

《動線が一切ないコマ。

人体がコマの半分より上に配置されてる。だから不安になり、飛んでるって感じが出る。》

 

以下、当方の個人的な感想です。

窓のグラデトーンの、「宙」感。

上部が黒で、不安定・動感が出る。

 

普通、人物と背景の色味を逆にした方が、人物が浮かび上がって見やすい。

この絵では、

右ページの二人は白っぽいので、バックが黒い方が目立つ。左ページの安斎氏は黒いのでバックが白い方がくっきりする。

つまり、この絵はグラデトーンを逆向き=「上部を白」で貼った方が、人物がはっきり見える。

が、敢えて上部を黒くしてるのは、

「飛んでるって感じ・動感」 を表したいのだろう

・・・と思う蛸であります。勘違いしてたらゴメンなさい。

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 さて、続きます。

① 人体の位置は「半分より上・下」ではないですが…黄金分割っぽい配置?

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静止画のように時間を止めておいて。

左ページに行く前に。読者の視線は一旦、右ページで留まる。「左右ページでは途切れた別の絵になるもの」として習慣的に。

 

② 柱で、絵を左右に分断して見せてるし。

 

が、

③ 窓の外に見えるパイプで、視線は左ページへ繋がり、「見開きの一枚絵」として読者は認識する。

 

④ イヤホンのコードの曲線が、パイプの軌道を予感させる(この直後に、左から右へと振り抜かれるのだろうなと)。

 

⑤ 柱に貼られたフロア図。白地に細かく定規で描かれた、きっちり感。

(多分、読者は目も留めずに視線を移動してるだろうけど。意識下に、「なんか白っぽい、四角で細かいきっちりな絵」がインするのではないか?と思う蛸)

 

⑥ ⑤の次に目に入る、黒い安斎氏。その動感との落差。

 

2. 身体

跳ぶ。撓る。ビシッと決める! その一方で…

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ぶちかます直前の、「溜め」感。

膝から下が見えない描き方。捩じった上体。

髪の揺らめきに、宙を舞ってる浮遊・空気感がある←これは模写するまで気づなかった蛸。雑誌の紙面サイズで読んでれば、感じ取れてたかも。

 

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鬼化した者を一撃で倒した、その直後。

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スッと伸びた腕の直線、腰の安定感。ビシっと決まってる。

 

暴走を惧れ、愛しい者に背を向ける。

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超人的な跳躍・攻撃力を描いた後

そんな存在であるが故の、葛藤が描かれる。

屈めた身体。

 

3. 少女漫画顔負けの、きゅんきゅん描写♡

互いに、相手の不意な言動に、やられてしまう二人。

つかさ氏からのイキナリなxxの直後、安斎氏の目のアップ。

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逡巡が、ここで吹っ切れたのだろうか?

以降、彼の表情は見えない・描かれない。

「もう一回xxxxx?」と言ってのける際にも、彼の表情は平静。

上記「安斎氏の目のアップ」以降は、つかさ氏のだけ、表情が描かれる。

多くの読者は、つかさ氏に感情移入・同調して読むと思う。

で、安斎氏のセリフにやられてしまうのであった… ああもう。

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 4. 濃い回でした~。

詰め込まれていた要素を、ざっと挙げると…

◆バー・サカキから事件現場への急行(ビル間を跳ぶ!)。

◆向かいのビル屋上に…謎の人物との邂逅。

◆鬼に襲われるつかさ氏。救出。

◆再会した二人の、逡巡→鎮静剤を打つ、緊張シーン→弛緩→ほのぼの→ラブラブ…

◆しかし。事件はさらに進む。

◆一方、陰謀が徐々に明らかに…。

 

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菊原氏・初顔見世。

岩明均氏『寄生獣』の後藤氏を、吊り目・華奢&中性的&流線形ぽくしたような。

…という印象を、個人的に持ったものですが。

(あと。「大口開けて笑ったりするようになる前の田宮良子(→田村玲子)氏」も)

f:id:TACOMIC:20160819024809p:plain 寄生獣-後藤氏

f:id:TACOMIC:20160819024836p:plain 寄生獣-田宮良子氏

これを描いた時点では、花田氏は『寄生獣』を未読だったらしい…?

(「『寄生獣』を読んだ」云々のツィートを、もっと後になって見たのです蛸)

 

 

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ええと、個人的な余談です。

 先日、弊ブログを独自ドメインとやらに切り替えたのですが。

「独自ドメインに切り替える前にする事」を、やらなかったのです。

(「アクセス解析」データとかを引き継げなくなる、程度だろうと思って。

どーせ20件も閲覧数いかなかったりな弱小ブログなので、気にしなかったのですわ)

が。

ご来訪の皆さまから頂いてたスターが、消えてしまいました…。

(記事自体につけられたのは残ってるのですが。コメントのがが)

当方のコメントに、スターをつけて下さった皆様。
本当に申し訳ないです。

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こんな粗忽蛸ですが、今後もどうぞ、宜しくお願い致します。

f:id:TACOMIC:20160819025228p:plain  礼。